フェルディナンド（2021年生、母アグネスダリム）

Ferdinando

2021.02.15

フェルディナンド（2021年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したアグネスダリムが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。2024年の東京プリンセス賞(牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

10月30日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。4頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

11月16日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴェントフレイバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2024年）

1月23日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの’24桃花賞（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月22日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチニチショチョウを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンの東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るローリエフレイバーを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

10月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 雨/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦3勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。