アルシャイン（2018年生、母アルフィルク）

経歴

デビュー前

1歳のとき、平野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、江馬由将によって1,458万円で落札された。

2歳（2020年）

6月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチマンボルトに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったソウマトウに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。

10月8日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦のもず特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったパストーソに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3歳（2021年）

5月1日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、SPAT4賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4歳（2022年）

1月28日、中4週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、はと座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた13戦目は、ふたご座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月16日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

9月22日、中4週で迎えた15戦目は、おひつじ座特別（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったカツノナノリに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、ホフマン・ハウス・フィズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5歳（2023年）

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月23日、中4週で迎えた19戦目は、うしかい座特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアドゥシールに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、へび座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（8戦1勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6歳（2024年）

2月11日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた21戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（9戦1勝）。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したエプルシャージュを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた22戦目は、梅花特別（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。

3月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、ニュートラックかみのやま賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、こぐま座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（11戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマリアッチをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

7月10日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、テリハハマボウ特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月31日、中2週で迎えた26戦目は、ヨシダソース賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のラヴィッシュに1馬身3/4の差をつけて4勝目を手にした。

9月9日、中5週で迎えた27戦目は、りゅう座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。