マコトオテギネ（2018年生、母マコトブリジャール）

マコトオテギネ（2018年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+御手杵。天下三名槍のひとつ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時8歳）と交配したマコトブリジャールが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳C2五。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

6月21日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は396kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

9月26日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3歳（2021年）

4月25日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

7月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた10戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイートフェンネルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

3月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた14戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた18戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたカガブルー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。