ストライクゾーン（2005年生、母ジュエリーバード）

ストライクゾーン（2005年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ストライクゾーン」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時20歳）と交配したジュエリーバードが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2九十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田三千雄から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月20日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

10月4日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2009年）

7月24日、約10か月の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったスーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2010年）

1月20日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マジソンハイツに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントレアボスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた8戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、ユースフルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のディアオードリーを3/4馬身振り切って優勝

3月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったウンリュウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビッグスリーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月17日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月2日、中6週で迎えた13戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。