タカラヴィクトリア（2004年生、母ハミングダンサー）

タカラヴィクトリア（2004年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時7歳）と交配したハミングダンサーが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって703.5万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、村山義男によって703.5万円で落札された。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月10日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（2007年）

5月3日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイケノピンキーを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた3戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた6戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2008年）

4月30日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、三笠の鶏醤賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。