ドゥリアリティ（2015年生、母ヒシラスティ）

ドゥリアリティ（2015年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「現実にする」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時18歳）と交配したヒシラスティが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、平田修によって172.8万円で落札された。

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

10月15日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリムズンフラッグに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

2月3日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月23日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

9月4日、中9週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、船橋の名伯楽記念（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定のハンデ戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、光速賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。