ボディブロー（2021年生、母Race to Urga）

Body Blow

2021.02.28

ボディブロー（2021年2月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「ボクシングのパンチの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のCity of Light（当時7歳）と交配したRace to Urgaが14歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の一般C30。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月21日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1860m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4歳（2025年）

1月27日、中5週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノマツリに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、木曽川特別（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリーゼントジェイドに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、佐布里池特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサトノメドーサに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、春嵐特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェールデレーヴに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユアグローリーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月21日、中9週で迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

デビュー前

森秀行厩舎（JRA）へ入厩。

8月9日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したビーマックスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2024年12月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、勝ったバッハアルプゼーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。