サキノオージャ（1984年生、母スイテンローズ）

Sakino Oja

1984.04.10

サキノオージャ（1984年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマラケート（当時11歳）と交配したスイテンローズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西 芳雄。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

10月4日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた2戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったフミノアスパイアーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4歳（1988年）

3月19日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上400万下の胎内川特別（新潟芝2000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上400万下の小名浜特別（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上400万下の春日山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

8月27日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。