エイシンハーディン（1993年生、母Syrian Circuit）

Eishin Harding

1993.05.30

エイシンハーディン（1993年5月30日）は、カナダで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCure the Blues（当時15歳）と交配したSyrian Circuitが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月16日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルブツリバティをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の白根特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（1997年）

5月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた13戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。