ブルーヒビキオー（1984年生、母スコールダンサー）

ブルーヒビキオー（1984年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインターメゾ（当時18歳）と交配したスコールダンサーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小林米春。戦績は、中央平地21戦1勝2着4回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

10月5日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したパールプリンセスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。20頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3歳（1987年）

1月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったコースタルシーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカミノストームをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月31日、中8週で迎えた12戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したスーパードラゴンに半馬身届かず2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったハーバーアクティブに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月25日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた17戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1988年）

1月16日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（12戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月7日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた23戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。