マルズイホウ（1988年生、母マルキャプテン）

Maru Zuiho

1988.04.23

マルズイホウ（1988年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラノハイセイコ（当時12歳）と交配したマルキャプテンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は永田 良信。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦1勝 [1-1-3-7/12]
• 総賞金 国内: 1,586万円
• 生年月日: 1988年4月23日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 吉永忍 栗東
• 馬主: 小川重一
• 生産者: 永田 良信
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: ハナ

ベストレース

• レース名: かきつばた賞
• 日付/馬齢: 1991年6月1日/3歳
• コース: 京都芝2400m 右 外
• 着順: 3着
• オッズ/人気: 11.0倍/5番人気
• 馬番/頭数: 8番/9頭
• 天候: 曇 24.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.5/ラスト=11.8
• 通過順位: 7-5-5-5
• 馬体重 増減: 470kg -4
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 土肥幸広 55.0kg

血統

概要

母のマルキャプテンは中央平地7戦1勝2着1回。祖母のモリホープニセイは地方6戦2勝2着1回。曾祖母のモリホープは中央平地22戦3勝2着6回。父のカツラノハイセイコは中央平地23戦8勝2着7回。

近親馬

• • 全兄: マルトラック 1986/JPN/カツラノハイセイコ
  マルトラック

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*7×5*7	6.25%
き	Mirza＝Mumtaz Begum	6×7	2.34%
きS	Harina＝プリメロ	6*6	3.12%
牡	Nearco	5*6×6	6.25%
牡	Gainsborough	6*6*7×7	4.68%
牡	Bois Roussel	6×6	3.12%
牡	Tetratema	6×7	2.34%
牡	Chaucer	7*7×7	2.34%
牡	Solario	7×7*7	2.34%
牡	Blandford	7*7×7*7	3.12%
牡	Hurry On	7×7	1.56%
牡S	Hyperion	5*5	6.25%
牡S	Son-in-Law	6*7	2.34%
牡S	Friar Marcus	6*7*7	3.12%
牡M	Rabelais	6*7	2.34%
牡M	Tourbillon	6*7	2.34%
牡M	Gay Crusader	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ハイセイコー 1970 （JPN）		チヤイナロツク 1953 （GB）	Rockefella	Hyperion
				Rockfel
			May Wong	Rustom Pasha
				Wezzan
		ハイユウ 1961 （JPN）	カリム	Nearco
				Skylarking
父 カツラノハイセイコ 1976 （JPN）			ダルモーガン	Beau Son
				Reticent
		ジヤヴリン 1957 （IRE）	Tulyar	Tehran
				Neocracy
父の母 コウイチスタア 1968 （JPN）			Sun Chariot	Hyperion
				Clarence
		ミタケ 1960 （JPN）	タカクラヤマ	セフト
				峰城
			第三スターリングモアノ一	トビサクラ
				第三スターリングモア
母の父 ダイアトム 1962 （GB）		Sicambre 1948 （FR）	Prince Bio	Prince Rose
				Biologie
			Sif	Rialto
				Suavita
		Dictaway 1952 （FR）	Honeyway	Fairway
				Honey Buzzard
母 マルキャプテン 1981 （JPN）			Nymphe Dicte	ダイオライト
				Nanaia
		ハツピーオーメン 1960 （IRE）	Hugh Lupus	Djebel
				Sakountala
母の母 モリホープニセイ 1968 （JPN）			Royal Applause	Royal Charger
				Phase
		モリホープ 1960 （JPN）	マサタカラ	Preciptic
				キーボード
			ダイニフジホマレ	ハクコウ
				第参不知火

血統分類

• サイアーライン: ロックフェラ系
• ファミリーナンバー: 1-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1992/02/23 小倉	芝2600m 良 曇	遠賀川特別 500万下	ワンダーリゲイリア 0.6	5 / 13	6枠 9番	土肥幸広	56kg	12.8	6人	11-10-9-8	38.4 / 38.3	490	0
1992/02/16 小倉	ダ1700m 良 曇	5歳以上500万下	メロンパワー 1.6	6 / 12	4枠 4番	土肥幸広	56kg	5.7	3人	11-11-9-9	41.9 / 38.4	490	+8
1992/02/02 小倉	ダ1700m 不 晴	5歳以上500万下	ボルチモアシチー 1.3	3 / 12	7枠 10番	土肥幸広	56kg	17.8	8人	10-11-6-5	41.2 / 39.2	482	+6
1991/06/30 中京	ダ1700m 不 曇	4歳500万下	サンロードホーラー 2.1	9 / 14	7枠 11番	増井裕	55kg	8.1	4人	14-14-9-8	39.6 / 36.9	476	0
1991/06/15 中京	芝2000m 良 曇	ぶっぽうそう特別 500万下	チアズモアー 0.7	5 / 12	6枠 7番	土肥幸広	55kg	8.5	6人	9-9-8-8	35.5 / 36.9	476	+6
1991/06/01 京都	芝2400m 良 曇	かきつばた賞 500万下	ストロングホーラー 0.3	3 / 9	8枠 8番	土肥幸広	55kg	11.0	5人	7-5-5-5	/ 37.5	470	-4
1991/05/11 京都	芝2200m 良 晴	あやめ賞 500万下	トウショウディアス 0.9	5 / 10	2枠 2番	土肥幸広	55kg	24.6	9人	8-8-7-9	/ 39.2	474	-2
1991/04/28 京都	ダ1800m 良 晴	4歳未勝利	(アルマモンスニー) 0.0	1 / 15	3枠 4番	土肥幸広	55kg	2.2	1人	12-12-5-3	/ 37.7	476	+2
1991/04/13 京都	ダ1800m 稍 雨	4歳未勝利	ニシノセイウン 0.4	2 / 16	6枠 12番	土肥幸広	55kg	9.0	5人	7-6-4-3	/ 37.6	474	+8
1991/03/31 京都	ダ1800m 不 曇	4歳未勝利	キタシバサンダー 2.0	6 / 16	8枠 15番	南井克巳	55kg	4.7	2人	10-11-9-9	/ 38.1	466	-4
1991/03/16 中京	ダ1700m 稍 雨	4歳新馬	ホウエイカイウン 1.4	3 / 16	5枠 9番	南井克巳	55kg	8.1	3人	11-14-8-7	40.8 / 37.3	470	0
1991/03/02 中京	ダ1700m 良 晴	4歳新馬	エスティーマ 2.1	4 / 12	5枠 6番	南井克巳	55kg	8.4	4人	12-12-8-7	41.2 / 38.0	470

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月2日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったニシノセイウンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルマモンスニーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4歳（1992年）

2月2日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土肥幸広騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。