ハタノインサイト（2013年生、母クラスター）

ハタノインサイト（2013年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋かき立てる。好奇心をかき立てる走りをしてほしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時21歳）と交配したクラスターが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グッドラック・ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月26日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のキョウエイアムールをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月15日、中6週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3歳（2016年）

2月17日、中7週で迎えた6戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。