ナインストーリーズ（2018年生、母ディープストーリー）

Nine Stories

2018.04.08

ナインストーリーズ（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「短編小説集名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時6歳）と交配したディープストーリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年のヒメユリ賞(一般C13)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月6日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュラネブラを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた7戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

4歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒルノエルニドに交わされて4馬身差の2着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた12戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

後藤佑耶厩舎（笠松）へ入厩。

6月14日、デビュー戦は及川烈騎手を鞍上に据えて、一般C15（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は404kg。7頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

7月27日、中7週で迎えた18戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、ZON・Azu#生誕杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったモアナグレイスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、ヒメユリ賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のガビーズドリームに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、鍋平高原特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、笠松けいば秋まつりまであと30日（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長江慶悟騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のポストモダンに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、秋涼特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はモズジャイキリと並んで4着同着となった。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長江慶悟騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長江慶悟騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長江慶悟騎手（8戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた28戦目は、くりーく賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長江慶悟騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5歳（2023年）

1月13日、中1週で迎えた29戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長江慶悟騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は8戦連続で長江慶悟騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスカイクリアーを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

2月8日、中1週で迎えた31戦目は、春寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長江慶悟騎手（12戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた32戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で長江慶悟騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた33戦目は、のんちゃん大好き推ししか勝たん（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長江慶悟騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた34戦目は、江守晃輝21歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で長江慶悟騎手（15戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。