マツリダノブ（2011年生、母マツリダワルツ）

マツリダノブ（2011年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋家族名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時8歳）と交配したマツリダワルツが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

3月2日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したラッキーゴールドを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のベルモントビジンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菊地康朗騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊地康朗騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊地康朗騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクインズブレスを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月29日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊地康朗騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったセイントローズバドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた12戦目は、岩手スバルレヴォーグレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊地康朗騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菊地康朗騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトレビヤーンを次元の違う末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、IAT岩手朝日テレビ賞（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で菊地康朗騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルエルピスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で菊地康朗騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2015年）

3月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、岩手の鼓動スタート（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月5日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、福寿草（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた18戦目は、ヒナザクラ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた19戦目は、小袖海女センター（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた21戦目は、ピンクダイアモンド（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、森の妖精賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた23戦目は、秋田場外開設記念秋田川反賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

6月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月13日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた25戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。