シャンハイダルク（2002年生、母カンキヨウトントン）

シャンハイダルク（2002年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したカンキヨウトントンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、地方17戦2勝2着1回。2004年のブラックホーク賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、五丸農場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

8月5日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスペリドットから2馬身差の2着となった。

8月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラマサファーストに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのナリタトップロード賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのブラックホーク賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月2日、中7週で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパラダイスホークに2馬身の差をつけて制した。

12月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月17日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

9月26日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4歳（2006年）

3月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

4月18日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月26日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。