コマンドタワー（2006年生、母ザペキンハート）
Command Tower
2006.04.16
コマンドタワー（2006年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時10歳）と交配したザペキンハートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木 貴宏。戦績は、地方21戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。
経歴
デビュー前
石川浩文厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（2008年）
12月7日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は477kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
3歳（2009年）
5月24日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
6月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた4戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のかささぎ特選 （ 時佐賀登録）（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
6月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
7月12日、中1週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエーシンスワローを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。
7月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
8月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアポロファンキーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
9月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツヘルメスに6馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
9月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエーシンプシュモアに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディープブレーンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
10月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。
11月21日、中4週で迎えた13戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、長崎街道田代宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。
12月19日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
4歳（2010年）
1月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（6戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンジンダンサーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
1月30日、中3週で迎えた16戦目は、長崎街道北方宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
2月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。
3月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のインテネブリスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
3月22日、中1週で迎えた19戦目は、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
4月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、ホークス杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
5月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、薩摩街道瀬高宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。