ワンダーソロ（2021年生、母ワンダーキラット）

ワンダーソロ（2021年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+独唱者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワンダーアキュート（当時15歳）と交配したワンダーキラットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 23。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月16日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

6月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月21日、中1週で迎えた5戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

10月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウインオリハルコンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4歳（2025年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、一般C2 14（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、BAOO記念（佐賀ダート1300m 雪/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。