トウカイカレッジ（2007年生、母トウカイジャスパー）

トウカイカレッジ（2007年5月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋度胸」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時13歳）と交配したトウカイジャスパーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方30戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3七八九。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月24日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月18日、中7週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトミケンシャルム決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

1月28日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったヒネラウカタウリを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月4日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月6日、中6週で迎えた16戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトウカイユニバースをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二三（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（14戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

5歳（2012年）

1月3日、中7週で迎えた24戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（15戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3五（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた27戦目は、一般C3八九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（18戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（19戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3十三十四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（20戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた30戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3九十（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトッキースマイルに1馬身の差をつけて2勝目を収める

7月2日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C3八九イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で拜原靖之騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。