ミズホプリンス（2004年生、母ハートチェック）

ミズホプリンス（2004年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「瑞穂＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のムタファーウエク（当時8歳）と交配したハートチェックが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は星川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、星川牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月27日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月12日、中8週で迎えた3戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3歳（2007年）

1月28日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリーブランナーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンザンに3馬身の差をつけて優勝

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフラワーシーンに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、中3週で迎えた18戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、笠松競馬参拝祈念（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。