ドリームファイナル（2009年生、母ファイナルキス）

ドリームファイナル（2009年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部。大一番での活躍を期待して」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したファイナルキスが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、日高大洋牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、日高大洋牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって1,050万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,500万円（7.5万×200口）で一口馬主が募集された。

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

4月22日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

6月3日、中5週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた4戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンリットスカイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンマイラヴに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の初秋スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のスーパーマイル（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーエスデュランから2馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグヘッドから3馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のGOGOスプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で松井伸也騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松井伸也騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松井伸也騎手（9戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松井伸也騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で松井伸也騎手（11戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のグランキュヴェに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月12日、中0週で迎えた18戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルバスターからハナ差の2着に惜敗した。

2月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（12戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた21戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた22戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウノルビーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、「ファイナルとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。