マウントティック（1988年生、母フアラゴー）

マウントティック（1988年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時8歳）と交配したフアラゴーが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月13日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月4日、中8週で迎えた9戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノマナードに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノビジンから1馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミズホシービーから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

4月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウヴェスナーから8馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で平床良博騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で平床良博騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平床良博騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平床良博騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。