フォーチュンラック（2013年生、母キストゥクラウン）

フォーチュンラック（2013年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時13歳）と交配したキストゥクラウンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

当歳のとき、カネツ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、カネツ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前川企画によって756万円で落札された。

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

8月6日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた3戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、JBC川崎まであと5日（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったイワバシルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゲンエイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、パレードにハナ差交わされて2着に甘んじた。