マワルカガミ（2021年生、母カルブンクルス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディアレストクラブから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会山口裕介によって836万円で落札された。

2歳（2023年）

5月19日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は424kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったデーレーラプターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月22日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のギンヤンマ賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキリギリス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた4戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはやて賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のつばめ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2024年）

6月11日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦のガスト賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったミスサンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のサンダーボルト賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のセクシーウィドーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のモルゲンロート賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のヴェルトラオム賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた10戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた11戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。