ホウショウエース（1990年生、母スギノベッシー）

ホウショウエース（1990年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時10歳）と交配したスギノベッシーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳C2。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

5月9日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシシーバから半馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプックパックをクビ差制して初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツチトセに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（1994年）

1月2日、中3週で迎えた7戦目は、5歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C3ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアチャージからクビ差の2着に甘んじた。

5月28日、中3週で迎えた11戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月2日、中9週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。