パワフルボンド（2020年生、母ヨナグッチ）

Powerful Bond

2020.05.14

パワフルボンド（2020年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い絆。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したヨナグッチが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月7日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたトーホウレーゲン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバルフォアテソーロをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

8月5日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

11月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2023年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。