アドマイヤアロマ（2011年生、母ピンクプルメリア）
Admire Aroma
2011.03.23
アドマイヤアロマ（2011年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋アロマ」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時11歳）と交配したピンクプルメリアが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地31戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の十勝岳特別(500万下 牝)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 31戦2勝 [2-3-1-25/31]
- 総賞金国内
- 3,876万円
- 生年月日
- 2011年3月23日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 中尾秀正栗東
- 馬主
- 近藤利一
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 1,050万円
セレクトセール サラブレッド 当歳
- 抹消情報
- 中央：2018年8月8日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のピンクプルメリアは中央5勝（阪神芝[2勝:1400-2000m],中京ダ[1700m],京都芝[1400m],東京芝[1600m]）。祖母のティグレスダムールは海外5戦1勝。曾祖母のAces Swingingは海外23戦4勝。父のネオユニヴァースは中央G1・2勝（中山芝[2000m],東京芝[2400m]）。
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharamond＝Sickle | 6×7*7 | 3.12% |
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Hail to Reason | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Native Dancer | 6×4*6 | 9.37% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Stymie | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Hyperion | 6*7*7×7 | 3.9% |
| 牡 | Nearco | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Bull Lea | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Prince Rose | 7×6*6 | 3.9% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡M | Princequillo | 5*5 | 6.25% |
| 牝 | Almahmoud | 5×6 | 4.68% |
| 牝 | Banish Fear | 6×6 | 3.12% |
| 牝S | Selene | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 8-f
レース成績
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって1,050万円で落札された。7歳のとき、近藤利一から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。
中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2013年）
12月8日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
3歳（2014年）
1月12日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
4月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、逃げるユアメモリーに3/4馬身届かず2着に敗北した。
5月10日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のディープラヴに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
8月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したインナーアージを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
8月23日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナイトブルーミングに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。
9月21日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。
10月18日、中3週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の堀川特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。
4歳（2015年）
6月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。
7月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
8月2日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
12月12日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。
5歳（2016年）
1月23日、中5週で迎えた13戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の西尾特別（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。
4月30日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
5月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の高田城特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。
6月25日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
7月16日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したロングスピークを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。
8月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
12月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
6歳（2017年）
1月8日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
2月13日、中4週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。
3月5日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。
9月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
10月1日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
10月22日、中2週で迎えた25戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
7歳（2018年）
1月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを15番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
1月28日、中1週で迎えた27戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の西尾特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
4月28日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
8月4日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた31戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。