ミュゼファントム（2012年生、母スカイアライアンス）

ミュゼファントム（2012年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカ海軍の艦上ジェット戦闘機であるＦＨの愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時11歳）と交配したスカイアライアンスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、髙橋仁によって3,675万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

5月23日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月25日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた6戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた7戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。