ユーワフィエーロ（1991年生、母メイジオリンピア）

ユーワフィエーロ（1991年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時12歳）と交配したメイジオリンピアが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

10月23日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4歳（1995年）

1月13日、中7週で迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノヒカリに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモンテシャンスに2馬身の差をつけて制した。

9月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコーオーカンに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

10月15日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピーディガールをハナ差制して勝利を手に入れた。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスピューマから5馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1996年）

4月7日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンストッパーに8馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のギャロップシーザーに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月12日、中2週で迎えた14戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマツセイゴールドに約17馬身の大差をつけて7勝目を手中に収めた。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシャスターデージーに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモリーフに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6歳（1997年）

2月10日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジェロルークからクビ差の2着に惜敗した。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。