ミヤギエスパル（2001年生、母スガノハギ）

ミヤギエスパル（2001年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母母名」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時8歳）と交配したスガノハギが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は白井吉美。戦績は、中央平地18戦0勝2着1回、中央障害4戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井吉美から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、菅原光博によって630万円で落札された。

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したスモモにクビ差届かず2着となった。

11月22日、中3週で迎えた8戦目は、2歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3歳（2004年）

1月10日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた14戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた18戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた19戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伊藤暢康騎手（8戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた20戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティービット特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた23戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のランドミラクルをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（2005年）

9月3日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。