ペナントシチー（2003年生、母シルバーベル）

ペナントシチー（2003年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「優勝旗＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のタイキブリザード（当時12歳）と交配したシルバーベルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月29日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

12月10日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

3歳（2006年）

2月9日、中8週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったエフテーラヴを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月23日、中9週で迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。