キュアフローラ（2022年生、母キュアロージズ）

キュアフローラ（2022年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+ローマ神話の花の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時17歳）と交配したキュアロージズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月10日、デビュー戦は吉村誠之助騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3歳（2025年）

2月9日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月26日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

2025年8月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月9日、中7週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーセンディーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、きたいを超える東京北区賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルチキータを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、イエロー・パロット賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。