カゼカオル（2009年生、母センターシャイネン）

カゼカオル（2009年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「風薫る」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時8歳）と交配したセンターシャイネンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月19日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り雨/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3歳（2012年）

7月15日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた6戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた7戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2013年）

8月17日、約10か月半の休み明けで迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマユニバースに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2014年）

6月14日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中4週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中6週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2015年）

4月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。