パストラルフルーツ（2001年生、母スキーダブル）

パストラルフルーツ（2001年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名（牧歌）＋果実」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したスキーダブルが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

3月14日、中2週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月1日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

6月6日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

6月26日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた12戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月27日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月6日、中0週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

11月16日、中0週で迎えた15戦目は、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（2005年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた17戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。