ストライカーシチー（2000年生、母ローズコサージュ）

ストライカーシチー（2000年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サッカーで得点をゲットする選手（父より連想）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したローズコサージュが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘孝一。戦績は、中央平地21戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（1万×1200口）で一口馬主が募集された。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月2日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月27日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴原央明騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイヤモンドピサを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

9月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（5戦1勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴原央明騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（2004年）

4月4日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた10戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月19日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（2005年）

9月4日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

9月25日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（9戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（10戦1勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6歳（2006年）

1月22日、中8週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴原央明騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴原央明騎手（12戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた19戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。