バトルウインアロー（2004年生、母マーブルステラ）

バトルウインアロー（2004年5月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋勝利＋矢」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時9歳）と交配したマーブルステラが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上C2 29。

経歴

デビュー前

2歳のとき、西村和夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月22日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた2戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトモトモトカチを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はイントレランスと並んで1着同着となった。

10月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るロッキーアーニーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

12月23日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4歳（2008年）

1月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた14戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 小雪/良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた20戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた21戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。