ジャックザビーン（2010年生、母ストップザネバー）

ジャックザビーン（2010年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「童話『ジャックと豆の木』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時8歳）と交配したストップザネバーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月21日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月22日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

12月16日、中7週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り18着に終わった。

3歳（2013年）

1月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 小雪/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったオオタカジッコウに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

2月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、カシノウォームに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。