ヴァイタルピース（2021年生、母Tobruk）

Vital Peace

2021.01.29

ヴァイタルピース（2021年1月29日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「重要な平和」。毛色は栗毛。種牡馬のPivotal（当時28歳）と交配したTobrukが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月11日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

6月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディーファンクスに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボールドホークに約14馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

11月8日、中3週で迎えた7戦目は、オキザリス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテリオスソラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。