ビッグプレイ（1994年生、母スイートメラニー）

Big Play

1994.05.07

ビッグプレイ（1994年5月7日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時14歳）と交配したスイートメラニーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月1日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた6戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンハープを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の舞鶴特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

4歳（1998年）

7月26日、約8か月半の休養明けで迎えた14戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。