ナリタオウインス（1992年生、母ベストビューティー）
Narita Awe Ins
1992.04.08
ナリタオウインス（1992年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時6歳）と交配したベストビューティーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 15戦1勝 [1-2-3-9/15]
- 総賞金国内
- 1,986万円
- 生年月日
- 1992年4月8日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 小野幸治栗東
- 馬主
- 山路秀則
- 生産者
- （有）フジワラ・ファーム
- 抹消情報
- 中央抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- クビ
ベストレース
- レース名
- ラジオたんぱ杯3歳ステークス
- 日付/馬齢
- 1994年12月24日/2歳
- コース
- 阪神芝2000m右
- 指数
- 着順
- 7着
- オッズ/人気
- 70.0倍/8番人気
- 馬番/頭数
- 10番/11頭
- 天候
- 曇12.3℃
- 馬場状態/馬場速度
- 良/極遅
- レースラップ
- 平均=12.2/ラスト=12.4
- レースペース
- 稍スロー
- 通過順位
- 1-1-2-2
- 馬体重増減
- 494kg-2
- 出走間隔
- 連闘
- 騎手斤量
- 河北通54.0kg
血統
概要
母のベストビューティーは中央1勝（函館芝[1800m]）。祖母のクインズランドは中央平地16戦3勝2着2回。父のオウインスパイアリングは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Striking＝Busher | 7*7 | 1.56% |
| きS | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7 | 1.56% |
| きM | Pharos＝Fairway | 6*6*6*6 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 7×5*5 | 7.03% |
| 牡 | Stimulus | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×6 | 3.9% |
| 牡 | Polynesian | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Man o' War | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Black Toney | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Vatout | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Discovery | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Bold Ruler | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Princequillo | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡S | Nasrullah | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Ultimus | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Hyperion | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Gainsborough | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝 | Mah Mahal | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牝 | Affection | 7×7 | 1.56% |
| 牝S | La Troienne | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- シアトルスルー系
- ファミリーナンバー
- 11-a
レース成績
経歴
デビュー前
小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
11月12日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。
11月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダイタクサージャンをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。
12月24日、連闘で迎えた5戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
3歳（1995年）
1月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の白梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
2月5日、中2週で迎えた7戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
3月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリアカットを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
4月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下のアザレア賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
4月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったブックシェルフに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
5月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都芝2400m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。
6月17日、中4週で迎えた13戦目は、4歳500万下のマカオ・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は河北通騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。
4歳（1996年）
1月27日、約7か月半の休養明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内山正博騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
3月23日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、5歳以上500万下の乗鞍特別（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は河北通騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。