ゼロドラゴン（2019年生、母スカイノダン）

Zero Dragon

2019.04.27

ゼロドラゴン（2019年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「0+龍」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時18歳）と交配したスカイノダンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月1日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は442kg。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

12月28日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアスターディゴンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月13日、中8週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

8月7日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

9月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月5日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。