ブラッシングローズ（2000年生、母ニューステルス）

ブラッシングローズ（2000年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋バラ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時15歳）と交配したニューステルスが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2002年のセレクション(A2)。

経歴

デビュー前

神保忠三厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は江川伸幸騎手を鞍上に据えて、2歳A3（上山ダート1250m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月28日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若菜特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は江川伸幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーセリータをクビ差制して初勝利を挙げた。

12月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3歳（2003年）

1月3日、連闘で迎えた6戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルトニベルに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。