ラスティングスノー（2023年生、母プレザントブリーズ）

ラスティングスノー（2023年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「降り続く雪」。毛色は栗毛。種牡馬のモズアスコット（当時9歳）と交配したプレザントブリーズが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

8月10日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ドルチェミストにクビ差交わされて2着となった。

8月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエリカビアリッツに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月4日、中4週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのりんどう賞（京都芝1400m 外回り小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメイショウハッケイをクビ差振り切って雨下の激闘を制した。