タルミズオアシス(1995年生、母トミハヤテエース)
Tarumizu Oasis
1995.04.02
タルミズオアシス(1995年4月2日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ(当時12歳)と交配したトミハヤテエースが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は(有)冨岡牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
岩元市三厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1997年)
6月7日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬(函館芝1000m 曇/良)に出走。馬体重は430kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬(函館芝1000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手(1戦0勝)。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったボールドエンペラーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
7月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利(函館芝1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手(2戦0勝)。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリードジャイアンツに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月27日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館3歳ステークス(函館芝1200m 晴/良)に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
8月31日、中4週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉3歳ステークス(小倉芝1200m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
3歳(1998年)
1月17日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳500万下の若菜賞(京都芝1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手(1戦0勝)。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞(東京ダート1400m 晴/重)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手(2戦0勝)。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。