エアルーチェ（1998年生、母オーブアンディアンヌ）

エアルーチェ（1998年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したオーブアンディアンヌが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ラッキーフィールドによって8,925万円で落札された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた2戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（2002年）

3月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズベンチャーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月17日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた14戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマイルアゲインを捕まえ切れず、約16馬身差の2着となった。

1月19日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホッコーシャインを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月23日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（14戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（15戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

7月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から49kg減らして迎えた30戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた31戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた35戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。