ゴールデンサラ（2015年生、母スズランコマンダー）

ゴールデンサラ（2015年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金メダル＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したスズランコマンダーが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カネツ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月25日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月7日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

3歳（2018年）

1月7日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るティアマトを半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンワラワラにクビ差届かず2着となった。

5月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトミケンミルトをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

5月29日、連闘で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた13戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の平成30年7月豪雨被災地復興（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（9戦2勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。