カネダイスピード（1984年生、母フィバーレディ）

Kanedai Speed

1984.04.01

カネダイスピード（1984年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスピードシンボリ（当時21歳）と交配したフィバーレディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月5日、デビュー戦は中野栄治騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったトーアシュプールにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた8戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。