サニーバローズ（2019年生、母ウエストコースト）

Sunny Barows

2019.05.04

サニーバローズ（2019年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽がいっぱい+冠名」。毛色は栃栗毛。種牡馬のイスラボニータ（当時8歳）と交配したウエストコーストが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって2,310万円で落札された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月5日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックノワールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月12日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラウドスピリッツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2023年）

5月14日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。