エプソムアトラス（1994年生、母ライトカオリ）

エプソムアトラス（1994年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時15歳）と交配したライトカオリが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地21戦0勝2着1回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1997年のプレセペ特別。

経歴

デビュー前

エプソム愛馬会にてで一口馬主が募集された。

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月30日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた2戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミチルデュークに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた10戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（1998年）

5月10日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハーバーチャンプを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月30日、中6週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた19戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月1日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（8戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（9戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

5歳（1999年）

4月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた23戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の長久手特別（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。