クリプティックワン（2004年生、母レットスワロー）

クリプティックワン（2004年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリプティックラスカル（当時9歳）と交配したレットスワローが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山田勇厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月18日、中8週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエルエルボーイに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガイアメロウに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2007年）

2月18日、中9週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた8戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦の虹の松原特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

10月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた14戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた15戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての圧倒的2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカカネカセゲから3馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2008年）

2月3日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2 14（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウルースから2馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中6週で迎えた22戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。