ダノンセンチュリー（2022年生、母シャンブルドット）

Danon Century

2022.03.12

ダノンセンチュリー（2022年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+世紀」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィエールマン（当時7歳）と交配したシャンブルドットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ダノックスによって2億3,100万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月2日、デビュー戦はR.R.キング騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアールヴィヴァンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月16日、中5週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 小雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月2日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したアンパドゥにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月13日、中9週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は2着のエルマーゴに1馬身1/4の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のフォルラニーニに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。